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Il Balletto di Bronzo nel 2007 è atteso di nuovo in Messico

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 Intervista a Gianni Leone

Cile, Aprile 2003

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YSland sta dalla parte della vera streofonia

 

.: Balletto di Bronzo nel mondo :.


Taken from : www.at.wakwak.com/~chipmunk/MusicRRoot.html

 

BALLETTO DI BRONZO

  
イタリアのプログレッシヴ・ロック・グループ「IL BALLETTO DI BRONZO。ナポリ出身の古参グループ。70年アルバム・デビュー。その後OSANNAの母体CITTA FRONTALEを経たジャンニ・レオーネが再編した。72年イタリアン・ヘヴィ・シンフォニック・ロックを代表する名盤である第2作発表後解散。96年レオーネがフェスティバル参加のために再結成し99年に音源を残す。
IL Balletto Di Bronzo

  TRYS
   
Gianni Leone  vocals, keyboards
Ugo Vantine  drums
Romolo Amice  bass

  99
年発表のアルバム「TRYS。 フェスティバル参加のためにグループを再編し本作を残した。ライヴ音源に若干手を加えた内容になっている。メンバーはジャンニ・レオーネ以外はDIVAEのベーシストとドラマーのトリオ編成。曲目は「YSのナンバー及びレオーネのソロ・アルバムから。容姿・腕前・スター性ともに全く衰え無しのレオーネ氏に拍手。
(MMP 367)
IL Balletto Di Bronzo

  YS
   
Vito Manzari  bass
Gianchi Stringa  drums
Lino Ajello  guitar
Gianni Leone  vocals, organ, piano, Mellotron, Moog, spinet, celesta

  72
年発表のセカンド・アルバム「YS(イプシロン・エッセ)。 サウンドはハードロックをベースに変拍子・無調性・エレクトリックなノイズを駆使したヴァイオレントなシンフォニック・ロック。過激な演奏と予想不能のスリリングな曲展開の絶妙の均衡が耽美で幻想的な世界をみごとに描いている。そしてこのサウンドの中心にいるのがレオーネのクラシックの素養あるオーセンティックなキーボード・プレイである。手数の多いリズム・セクションによる変拍子の嵐の中で次々と繰りだされる破天荒なキーボード・プレイはEL&PKING CRIMSONが合わさったようなヘヴィにしてヨーロッパ的ロマンあふれるものだ。ギターやハイトーンのヴォーカルもイタリアン・ロックのレベルを越えた英国本場の作品に匹敵する。レオーネのアイデアとライヴ・バンドとして培われたと思われる逞しい演奏力が結びつき前衛的ながらもコンセプトと演奏のバランスがとれたエンタテインメントになっている。激しく込み入った演奏をクリアに再現する録音もよし。ダークなシンフォニック・ロックとしてはOSANNAの「Palepoli」やMUSEO ROSENBACHの唯一作とともに永く語り継がれるであろう名作である。

  7拍子のリフから5拍子のリフへ移る1曲目「Intorduzione」はハードで長大な序章である(15:11)。不気味なスキャットのコーラスに続くイントロのオルガンの響く静かな部分から既にオルガンの7拍子のテーマ旋律がヴォーカルのバックに流れている。ヴォーカルは朗々と歌い上げ時折ギターがつま弾かれチェレステが響く。嵐を予感させる雰囲気だ。
  コーラスが響くとリズムが入りそれと共に激しい7拍子のリフレインが続く。シンセの金属音の旋律とオルガンの和音弾きが絡みそれをバックにヴォーカルが歌い上げる。
  リズムが消えてシンセの金属音が響き渡リ繰り返されると激しいギターの演奏とオルガンがもつれるように絡み合いドラムが凄まじい勢いでロールしオルガンに挑発されコーラスが狂ったようにスキャットを繰り返す。
  ブレイクの後ベースがイントロの7拍子のリフを始めオルガンやピアノがその上で絡み合い共にインプロ風に暴れ回る。ジャズ風の演奏の展開である。リフにギターも加わった後同様にアドリブで暴れる。オルガン、ピアノも暴れ続け凄まじい音の奔流となって渦を巻く。爆発した演奏だが各楽器の音はよく分離して聞える。
  一気に音が退いてスキャットとシンセが風のようによじれ流れる中ヴォーカルが入ってくる。ドラムがメロディアスに叩いていて面白い。オルガンの短い間奏。オルガンが和音から一瞬入るが最後はシンセの響きがかき消す。
  電子音とドラムのイントロから激しく細かく畳み掛けるリズムが入りベースランニングと共にバロック風のスピネットを畳み掛けるように5拍子で弾いたかと思うとすぐにディストーション・ギターの唸るヴォーカル・パートへ入る。ベースの響かすリフ。オルガンが響く。再び細かく畳み掛けるリズムとスピネットの演奏そして飛び去るギターとヴォーカル。オルガンとギターが唸りを上げヴォーカルが入る。オルガンの響き。再び畳み掛けるスピネットの演奏。短いオルガン・ソロとコーラス、ギターの3連符のリフレインとドラムの呼応。コーラスは叫び続ける。3連符がスピネットに変わってギターは引きつるように叫ぶ。再び細かく畳み掛けるリズムとスピネットの演奏。

  合間なくリズムが戻り2曲目「Primo Incontro(3:27)ヘ。続くヴォーカルとコーラスそしてギターの唸る音。再び細かく畳み掛けるドラムとスピネットの演奏そして狂おしく暴れるギターの叫びとオルガンの3連符のリフ、シンクロした激しいドラミング。ギターもリフに収束しリズムが連続してブレイクして最後はドラムの乱れ打ちとギターの掻き鳴らしでエンディング。一転してスピネットのソロになるがフェード・アウト。
  なぜ1曲目と切り離されているのかよくわからない支離滅裂な展開。

  3曲目「Secondo Incontro(3:06)。激しい決め。そして血管切れよとシャウトするハイトーン・ヴォーカル。シャウトはハードロック風だが節回しはトラッド調である。再び決め、そして凄まじいドラム・ロールを経てリズムが消える。一転、メロトロンが物寂しく流れはじめ、朗々と歌い上げるヴォーカル。突如噴出するオルガン、ギター、ドラムのトゥッティ。再びメロトロンを背負ってヴォーカルが歌い上げる。哀愁。しかしまたも激しく噴き出すトゥッティ。破壊的。今度はノイジーなメロトロン・ストリングスが暴れ始め激しいリズムで走り出す。フルートの音も使われている。ヘヴィなギター・リフ。オルガンが重なりギターと絡む。チェンバロも重なって激しくたたみかける。
  民謡風のヴォーカルと過激な演奏が交互に現われる小品。情感あふれるヴォーカルは結局猛吹雪の迷路の如く視界ゼロの混沌とした演奏へと包まれてしまう。メロトロン・ストリングスの使い方は初期のCRIMSONそっくり。

  4曲目「Terzo Incontro(4:33)。ギター、オルガンの叩きつけるような一撃に続きベースのランニングが始まる。再び叩きつける決め、そしてシンセとオルガンのデュオが走り出す。ドラムは8分の6をキープするがアクセントを巧みにずらしている。そしてオルガンのメロディはまたも調性のない不気味なもの。シンセは左右のチャネルを行き交うノイズである。ブンブンいうスキャットとピアノのきらめき。ややヴォリュームが落ちベース・ランニングが続く。突如ギターとオルガンによるヒステリックなトゥッティが噴出。ここから沈んだヴォーカルとこのトゥッティとの掛け合いが始まる。チェンバロのソロが挿入される。ジャジーなベーズの上でヴォーカルと狂おしいトゥッティが執拗に繰返される。今度はディストーション・ギター・ソロ。掛け合いは容赦無く続く。トゥッティはあっという間に駆け上がり、オルガンのリフレインとドラム・ロールでクライマックス。一転アナログ・シンセの電子音を伴奏にトラッド調のヴォーカル。リズムが戻るとオルガンとピアノがリードするヘヴィな演奏が走る。再びトラッド・ヴォーカル。再びリズムが戻りオルガンのオスティナートとフリーなピアノ・ソロがもつれるように続いてゆく。エキサイトしたオルガンによる畳み掛けるようなリフレイン。ドラム・ロール。
  激しいトゥッティを軸に繰り広げられるアヴァンギャルド・ジャズ風の小曲。ランニング・ベースの上でエレクトリックなキーボードを中心にしたアンサンブルが暴れまわる。ときおり現われるアコースティックな音も効果的なアクセントになっている。ドラムのプレイにも注目。

  5曲目は「Epilogo(11:30)の名の通り長大な終章。スピーディなピアノのリフレイン。シンクロするドラム。めまぐるしいが劇的なオープニングである。ロマン派のフレーズをアヴァンギャルドに換骨奪胎したような演奏だ。やがてオルガンも現れピアノをなぞり始める。
  激しい決めを経てリズムが8分の6に変化しオルガンとベースのデュオが走り出す。オルガン、ギターとエレピ、ピアノのかけあいが続く。ドラム・ロールをきっかけに今度はオルガンとピアノがかけあう。そしてハイトーンのヴォーカル。伴奏は重厚なピアノ。8分の5拍子である。間奏はオルガン。テンポ、ヴォリュームともに落ちメロトロンが静かに流れベースがリフを刻む。きらめくように切り込むピアノ。ギターが静かに応える。幻想的。ヴォーカルも周辺に現われる。フリー・フォームのプレイが断片的に散りばめられる。弛緩から緊張へ。ヴォーカルが歌い出すがどこか他人事のよう。メロトロンがやや緊張を高める。ピアノ、ギターが散りばめられる。
  シンバルの一撃をきっかけにムーグがベースと重なりリズムが明確化、熱を帯びた演奏へと膨れ上がりはじめる。ヘヴィなリフそして通り過ぎるスキャット、きらめくピアノ。唸りをあげるノイズ。悲鳴のようなメロトロン。動悸のようなビートはあるが完全に電気の混沌である。延々と続くフリー空間。緩やかな坂を下るように次第に音の力が萎えてゆく。ピアノがいよいよフリーなプレイで暴れはじめる。スキャット。ベース・リフ。コラージュ的。長い時間をかけて音が一つまた一つ去ってゆく。ベースとピアノだけが残る。ピアノの去り際はフリー・ジャズ風の美しさ。全てが消え、音の切れ端とノイズだけが蠢く。
  一転オープニングのピアノのリフレインが復活。激しいドラムやスキャット、メロトロンとともに狂乱する。豹変。オルガン、ピアノのリードする演奏は激しく決めを打ち、最後は幽霊のようなスキャットが序章を回顧するように不気味に歪みつつ漂いやがて去ってゆく。
  激しく切り換わる演奏の果てに遂にフリー・フォームの即興空間へと突入した最終楽章。オープニングとエンディングの情熱的なピアノのリフリレンが若さの象徴のように鮮烈なイメージを残す。


  これはとんでもないトータル・アルバムだ。聴き終えると"狂気の"という形容詞の意味が実感できる。牙をむくような攻撃的なリフ、ビジーなインタープレイ、曲の突発的な方向転換などアヴァンギャルドな要素で満ち満ちている。これらが渾然一体になってできあがった作品はまさに音楽的暴力としかいえないものだ。レオーネの手法はハードロックに現代音楽のエッセンスを注入したということだが、同時に数多くのプログレッシヴ・ロックのイディオムも鍋に放り込んでグツグツ煮込んだのではないだろうか。ユニゾンでの突進や激しくたたみかけるトゥッティはプログレの常套句とはいえ、この作品では極端なアクセントとダイナミクスをもって徹底的に用いられている。リスナーは突然の音楽的殴打ともいうべき状況に脳震盪を起こし嵐の海の小舟のように翻弄されボロボロに疲れ果てる。ふつうならドラマチックな展開を感じさせる静と動のコントラストもこの作品ではひたすら強烈で容赦がない。稀有の変態ハード・プログレッシヴ・アルバムとしてその地位は揺るがないだろう。KING CRIMSONに端を発するヘヴィでダイナミックなスタイルの成功例である。近年ではANGLAGARDがこれに近いサウンドのように思う。傑作。

  ボーナス・トラックの2La Tua Casa Comoda(安息の家),Donna Vittoria(ヴィットリア夫人)はすでにメンバーがレオーネとドラムのストリンガのみになってしまってからのシングル。レオーネがマルチプレイヤーぶりを遺憾なく発揮しコマーシャルを意識しながらもクラシカルなキーボードやミステリアスなフレーズが「YS」を思わせるプログレッシヴ・ロックに仕上げている。
(POCP-2368)
IL Balletto Di Bronzo

  Vero
   
Gianni Leone  vocals, keyboards

  78
年発表のアルバム「Vero。ジャンニ・レオーネのソロ第1作。ヴォーカル・メインの作品からヘヴィなキーボード・ロックまで多彩な才能を見せる。それにしても知的にしてアイドル然とした容貌といい類まれな音楽的才能といい華のある人です。プログレ心を抑えればPOOHのようなたいへんなスターになっていたかもしれません。
(EMI 7243 4 79464 2 4 / MMP212)
IL Balletto Di Bronzo

From : www.at.wakwak.com/~chipmunk/MusicRRoot.html

                                               

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